『マジシャン』『イリュージョン』 (松岡圭祐 氏 著)
「マジシャン」「イリュージョン」
音楽ばかりご紹介していましたので、当初の目的でもある書評も
(ちょうど100投稿目、ということもありますので)
実は最近、環境の変化があり、大幅に本を整理したので、あまり、お話
できる内容がありませんが…
こちらの2冊は、半年ほど前、書店に並んでいた文庫を購入しました
松岡さんは、以前から存じ上げていましたが(催眠術師として・スタートレック
ファンなのはシンパシーを感じていましたが)、小説を手に取るようになった
のは、北川景子さんが主演なされたドラマ『探偵の探偵』を拝見(こちらの
書評は改めて)してから
(そもそも、読書は新書・実用書が主で、小説をじっくり読むようになったのは、
ここ数年なもので…)
こちらの小説、以前に出版なされていた内容から、現代に合うよう、
大幅に改稿なされたとのこと
これも、松岡さんならではのバイタリティが成せるわざ
松岡さんの小説は、殺伐とした内容ではないので、心落ち着けて、読むこと
ができます
皆さまも、ご興味がございましたら、ぜひ、手に取られて下さい
★
『マジシャン』あらすじ
手も触れずカネを倍にする男
あやしげな噂に詐欺の臭いを嗅ぎつけた刑事・舛城は、天才的なマジックの才能
を持つ少女・沙希の助けを借り捜査を開始
舛白は防犯カメラがとらえた現場映像を入手
そこには確かに倍に増えていく札束の山が
どんなトリックで、その裏で進行する金融詐欺の真相は?
☆
『イリュージョン』あらすじ
青年ながらもどんな手口も見破ると話題の“万引きGメン”椎橋彬
だが、彬は、マジックの知識を利用して周囲や防犯カメラを欺き大胆不敵な
犯罪を繰り返していた
刑事・舛城と天才マジック少女・里見沙希が捜査を開始
見えてきたのは彬の見事な手口と、暗い過去
彬と沙希、マジシャン同士の究極のかけひきの行方
★
二冊とも、幼少期の暗い過去(大人を信用できない)を持った者が、主人公で、
読み進めてゆくうち、各々の主人公へシンパシーを持つ内容でもあります
マジシャンシリーズ【2冊 合本版】『マジシャン 最終版』『イリュージョン 最終版』 (角川文庫)
マジシャンシリーズ【2冊 合本版】『マジシャン 最終版』『イリュージョン 最終版』【電子書籍】[ 松岡 圭祐 ] 価格:1,361円 |
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